メルヘン社
Top美術書フェミニン・ビューティ-芸術における女性美-
フェミニン・ビューティ
-芸術における女性美-
著: ケネス・クラーク
訳: 高階秀爾
仕様: 28×22判 200頁
定価: ¥7,140(本体 ¥6,800)
ISBN: 4-943988-14-8
内容:  紀元前2500年頃の古代から現在に至るまで、芸術作品の中に美しい女性たちが登場しなかった時代はない。数々の女性美が西洋美術史を活性化してきたと言っても過言ではなかろう。しかし、その間女性美の意識は常に不変なものだったのだろうか。ミロもヴィナースとグレタ・ガルボの美しさは全く同質のものだと言えるのであろうか。

著者ケネス・クラーク卿は、博学な知識と深い洞察により、この問題に1つの示唆を与えている。著者ケネス・クラーク卿は、過去4000年の間絶えることなく連綿と受け継がれてきた永遠の女性美の存在を、時代や文化の多様なダイナミズムの中に実証する。

著者ケネス・クラーク卿は、女性美を、正確な人体比例に基づく美のイデアとしての古典美と、個の中にひそむ心象を表現する性格美という2種類の側面から分析し、それらの要因が、各時代においてどのように表出・変化し、独自の美意識を形成しているかを、絵画、彫刻のみならず映画や写真の領域にまで言及し、さまざまな実例をもとに多数の図版を取り入れて解説している。

収録されている多数の図版は、クラーク卿が斬新な視点から選りすぐったもので、広く知られた名作があると同時に、きわめて珍しい作品も収められている。各作品毎につけられた解説も、著者の豊かな博識と審美眼を彷彿させてながら、一般向けにわかり易く書かれており、多数のカラー図版に目を楽しませつつ、それ自体テーマをもつ画集としても高い完成度をみせている。この本によって読者は、西洋美術史の根底に流れる、芸術の最も甘美な世界を垣間見させてくれることだろう。まさに、美術愛好家の書架を飾るに相応しい一冊である。

女性美の本質とは? 美の古典性とは?

極めてヒントに満ち、そして女性美への限りない愛情に溢れた、碩学ケネス・クラーク卿珠玉の一編。

翻訳者
高階秀爾 (たかしな しゅうじ)
翻訳時:東京大学教授(文学部美術史学科)
現在:国立西洋美術館 館長

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